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◆◆◆ 探偵マニュアル『探偵見分け方』〜盗聴器発見編〜 ◆◆◆
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盗聴器の種類
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盗聴器にはいろいろな種類のものがあります。
ここでは代表的な盗聴器・盗撮カメラの種類と機能を説明します。
- 室内盗聴(室内の会話を盗聴するもの)
- 無線式
- 電池式
一般の方が盗聴器という言葉を聞いてすぐに思い浮かべる室内の会話を盗聴するための小型のワイヤレスマイクの様なものだと思います。
価格は千円〜数万円程度で、盗聴器の中でも一番手に入れやすいものです。
通常のワイヤレスマイクと違うところは、
小型だということ、
集音能力が非常に高いということ、
の二つです。
電波到達距離は半径数百mで、盗聴器及び設置場所によれば1km以上の場合もあります。
電池は主にボタン電池・小型アルカリ電池が使われ、一度電池交換すると数十〜数百時間、盗聴し続けます。
電池式の大きな欠点は、長期にわたって盗聴するには電池の交換が必要だということです。
この種の盗聴器が見つかった場合には、電池交換の場を取り押さえることができる可能性があります。
- AC100V式
100V電源(家庭用電源)から電気を取り、停電になるか壊れない限り電波を出し続けます。
取り付け場所としては、100Vを使う電気製品内、100V配線部、コンセント差込口内部
(コンセントカバーの裏側)などにしかけられています。
カバーをはずして、内部を調べればよいのですが、すぐにはわからないように奥の方に設置される
ケースも多いようです。
この盗聴器の場合、次のようなことも考えられます。
借家などの場合、その盗聴器はあなたに対して仕掛けられたのではなく、
前の居住者に対して仕掛けられたものである場合があります。
この場合、仕掛けた犯人は盗聴していないでしょうが、電波が垂れ流し状態になっているため、偶然にその電波を見つけた無線マニアなどが聞いているかもしれません。
- AC100V式(偽装品)
上記の100V式の盗聴器を、テーブルタップ等に偽装したものです。
他には、時計や電卓、電気スタンド、ラジカセ、ペン・万年筆やぬいぐるみ、最近ではUSBなどに偽装してある場合もあります。
こういったものは、もらい物の場合や、借家にもともとついていたものを使うことは注意してください。
- 携帯・PHS式
これは、集音マイクと携帯・PHSを組み合わせた盗聴器(集音機+発信機)です。
これらの機器を偽装品の中に組み込み、盗聴したい部屋の中に設置します。
盗聴する場合には、一般電話回線等から盗聴器の携帯・PHS番号に電話することにより、電話回線を通して盗聴するものです。
この盗聴器に関しては、盗聴者が盗聴していない時には電波が出ませんので、一時的な発見機器による調査のみでは発見不可能です。
また、使用中であったとしてもデジタル電波のため、広帯域受信機での検出や一部電波探知機での検出は不可能です。
ただし、一般の盗聴器よりは一回り以上大きく、偽装品に関しても制限が出てきてくるので、判明しやすいです。
- 有線式
- 有線マイク型
小型マイクを盗聴したい部屋に仕掛け、盗聴者がいる所までケーブルを引いて盗聴する方法。
マイクで集音した音声を直接聞いているか、テープレコーダで録音します。
ケーブルを辿っていけば、犯人にいきつくか、回収にきたところをおさえることができます。
- 電話回線型
盗聴したい部屋の電話機の中などに仕掛け、電話回線を通して部屋の会話を盗聴するもの。
電話さえつながればどんな離れた所(海外など)からでも室内の会話を盗聴することが可能。
電源は電話回線から取るため、半永久的に動作します。
この種の盗聴器が仕掛けられた場合、間違い・イタズラ電話が多くなることがあります。
これは部屋での会話を盗聴するもので、電話の会話そのものを盗聴するものではありません。
- その他
- コンクリートマイク
隣室の会話による壁のかすかな振動をマイクで拾って、それを増幅して聞くものです。
つまり、壁にコップをあてて耳をつけ、隣室の会話を聞くという方法を電気的に発展させたもの。
価格は数万円〜数十万円で、一般にも手に入れるのは容易です。
上記迄の盗聴器との違いは、相手の部屋に侵入して仕掛けることが必要ないということです。
つまり盗聴される側からいえば、マンションなどの隣の部屋から盗聴されている場合、盗聴器を取り外すことができないということです。
対策としては、会話が漏れないように壁自体に対策を施す手しかありません。
また、コンクリートマイクに、発信機をとりつけて使っている場合もあります。
- レーザー盗聴器
レーザー光線を盗聴したい部屋の窓ガラスなどに照射し、その反射光により盗聴するものです。
盗聴が可能な距離は、約1km。
価格は数百万円程で、一般には普及していませんが、プロには使われはじめています。
厚手のカーテンを使うことによりかなり防げます。
- 電話盗聴(電話の会話を盗聴)
電話回線に盗聴器が仕掛けられた場合、通話中に雑音が入る、相手の声が聞こえにくくなる、
発信・着信に障害が起こる等の現象がでる場合が多少ありますので、この兆候に注意してください。
尚、盗聴器が取り付けられていても、上記兆候が全く現れない場合も多いようです。
- 無線式
- 電話送信機
盗聴器は電話線から電源が供給されるので、電池は不要で電話線に流れる信号を拾うので、
マイクも必要ではなく電池式の室内盗聴器に比べてその容積は更に小さくなります。
その上発信器に必要なアンテナ線は電話線がアンテナの役目を果たすように作られています。
電話盗聴器はハンドセット(受話器)を上げるなどして電話局とつながる状態で初めて電波が発信されます。
オンフックボタンを使用しても繋がりますが、
普通ビジネスホンはハンドセットにしか盗聴器を付けることしかできないので、
調査の場合はハンドセットを上げて調べる方が基本です。
ISDNなどのデジタル回線でも盗聴器をアダプタから端末間に取り付けると盗聴可能です。
この場合には、「モジュラージャック」や「カールコード」「延長線」などに擬装されたものが多いようです。
価格は数万円程度で、一般にもすぐに手に入ります。
電話機内部、電話線差込口、保安器内部等、電話線上のあらゆる所に取り付け可能。
偽装品も豊富で、正規の物と一見して区別が付かない物が多数あります。
主な偽装品には、以下に上げているモジュラー二股分配器や、コネクター、保安器内部のヒューズに偽装した物があります。
偽装品ではありませんが、端子函(電柱の近くなどで電話線の上についている黒い箱のことで、大量の電話線の中から、
その近辺で使用する電話線を引き出すためなどに用いられています)
にも盗聴器が仕掛けられる場合があります。しかし、作業が困難なため、
プロ以外が仕掛けることはないでしょう。
また、はじめから盗聴器が仕込まれている電話機も、盗聴器として販売されています。
そのため受話器を置いたままの待ち受け状態で調べても盗聴器は発見できません。
- 電話送信機(モジュラー分配器偽装品)
上記の盗聴器をモジュラー二股分配器内に仕込んだもの。
これ以外にも各種分配器や中継器など、電話関係機器内に仕込んだものがあります。
外見上は正規の製品との見分けはつきません。
- 電話送信機(保安器内ヒューズ偽装品)
上記の盗聴器を保安器内部のヒューズ内に仕込んだもの。
電信柱から自宅に、マンションなどに電話線を引き込む際、
落雷などの強力な電磁波から家庭の電話機を保護するため、
自宅やマンションの外壁などにはヒューズボックスが設置されます。
これを「保安器」といいます。
ほとんどの一戸建ての家には、道路側の軒下などに付いています。
特にヒューズ型盗聴器はたいていの場合、仕掛けるために家の中に侵入する必要がなく、
取り付けが簡単な為よく用いられます。
集合住宅、マンション・ビルの場合も、集合端子盤内の正規のヒューズを盗聴器を組み込んだ偽装品のヒューズに付け替えるだけで済みます。
この盗聴器も一見では正規のヒューズと見分けがつきません。
ただ、保安器のカバーを外すので、カバーの埃のつき具合を観察したり、
更に内部のヒューズを取り外し徹底的に調べます。
集合端子盤の場合は、配線の向きなどで見ることができます。
- 有線式
一番簡単な方法は、電話回線上に勝手に電話機を接続して、親子電話の要領で盗聴する方法。
また、市販のテレホンピック(電話回線上の音を拾う機器)とテープレコーダを組み合わせても可能です。
通常は大切な通話内容などを録音するために使うのです。
これは、室内に入って取り付ける必要がありますし、
取り付けも簡単なため、身内によるケースが多いようです。
取り付け場所は室内の電話線上、あるいは屋外の電話回線上です。
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